菊芋の効果効能、天然のインスリンと言われる理由

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鷲尾先生
鷲尾先生

いま、菊芋が糖尿病やメタボ対策に効果的と話題になっています。その理由を解説します。

菊芋(きくいも)って!?

菊芋の見た目は生姜と非常によく似ていますが、その凸凹とした姿を割ってみると生姜が黄色いのに対し、菊芋は白です。味はれんこんのような味で、香りはごぼうに似ています。食感はサクサクとしていて生のままでも食べることができます。スーパーなどよりも野菜直売所などで見ることが多いです。しかし、日本人はこの菊芋を健康食として食する人が多くなっています。

また、菊芋はデンプンをあまり含まないため芋でありながらカロリーが低く、ジャガイモの半分以下のカロリーしかありません。

菊芋の歴史

菊芋が全世界に広まったのは、1602年にイギリスの探検家が菊芋を見つけたことから始まります。1606年にはパリの街角で売られたりしてました。普通のひまわりも原産地は北アメリカ西海岸近くで、アメリカインディアンが種を食べていたのを西洋人が見つけて、ヨーロッパへ運んで世界中へ広がったと言われています。

菊芋の栽培

菊芋(きくいも)はキク科ヒマワリ属の宿根草です。栽培はカンタン。植え付けは4月ごろ、菊芋には芽があるので菊芋本体をいくつかに割って深さ2~3cmの土に埋めるだけ。後は恐ろしいほどの生命力でぐんぐん育って、草丈は1~3mにもなる繁殖力の強い植物です。収穫は12月から~3月の間。

菊芋の成分

菊芋には、様々な健康成分が含まれています。栄養素は、イヌリン・セレン・ミネラル・各種ビタミン成分・水溶性食物繊維・亜鉛・カリウム・ポリフェノールです。

菊芋の効果・効能

とくに注目されているのがイヌリン。菊芋の主成分「イヌリン」は「天然のインスリン」といわれる水溶性の食物繊維で、糖質の吸収を抑える働きを持っています。

菊芋などに多く含まれる『イヌリン』体内で血糖値を下げるインスリンと同じ働きをするため、糖バランスの対策に大きな効果があると言われています。イヌリンは、体内で血糖値を下げるインスリンと同じ働きをすることがわかっていて、「糖尿病」「血液がドロドロと言われた」「冷え性が気になる」「メタボ気味・老後に向けて体質改善したい」という方たちに効果があると言われています。

菊芋を洗って食べればいいの?

という質問が来ますが、あまりお勧めはしません。その理由は、菊芋自体が土の中で育つからです。菊芋は土の中で、芋から芋が出来て増えていきます。それと同時に土壌菌と常にいる環境下になります。その土の中には食中毒になる、ウェルシュ菌、セレウス菌、サルモネラ菌などの恐ろしい菌がいます。また、菊芋は凸凹しているためそれらの菌が洗っただけでは取れにくいです。

なのでおススメは滅菌粉末加工されている菊芋です。

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