
玉ねぎの皮が体に良いという話はよく聞くのですが、農薬は大丈夫ですか?安全性は?
というお問い合わせがあるときがあります。
答えから言うと「大丈夫です」
まず、私どもの玉ねぎの皮は、農薬不使用栽培をしている契約農家で作られた玉ねぎを利用しています。さらに、玉ねぎの皮は不定期ですが残留農薬チェックもしています。その数350項目以上。
さらに言うと、日本の基準だと残留農薬の1日の摂取許容量を、毎日15Kg食べても越えないと厚労省は言っています。1日15kgという数字は普通の人間では摂取することは出来ませんね。
農薬もですがカビには気を付けましょう。
玉ねぎの皮には黒い斑点がありますが、これはカビです。これも一緒に摂取してしまうとあまり体に良くありません。しかし、これが体に悪いという研究結果も今のところ出ていません。
私たちの施設では、この一番外側の皮は捨てています。その内側の直接土に触れない薄皮を乾燥して粉末にしています。なのでより安心・安全な玉ねぎの皮の粉末が出来上がります。
そもそも無農薬野菜が安全という考えは間違いです。
畑ごとによって農薬を使わず生産することは可能です。しかし、その周辺や山間部で農薬が使われいたら、少なからず影響があります。なので現在では「無農薬野菜」という表記は出来なくなりました。別の言い方として「農薬不使用野菜」と言われます。消費者にとっては分かりづらくなるだけなんですがね。
また、現在、日本国内で使用可能な農薬は、人体への無害が前提に開発されているので心配する必要はありません。
農薬は大丈夫でしょうか?のまとめ
もちろん農薬が基準値を超えて摂取することは体に良くありませんが、現在の日本国内の厳しい基準の元に生産された野菜は基本的に大丈夫です。
しかし、安易に安全だと思い込むのも危険です。口に入れる食べ物は最低限の勉強をして、正しい知識を持ち、正確な判断をして健康な体つくりをしていきましょう。