ケルセチンはホントに血圧に関係するの?
こちらの動画でケルセチンを分かりやすく説明したと思いますが、今回は関連性を調べてみたいと思います。
ケルセチンは動脈壁でのコレステロールの蓄積を抑制
ケルセチンはフラボノイドの多々ある種類のひとつであり動脈硬化に対する改善効果が期待されています。動物実験でも効果がみられるとの結果も出ているようです。その結果では大動脈壁でのコレステロールの蓄積を抑制するとともに酸化ストレスを軽減していくことが認められています。
このことからみられるように血中抗酸化を高めるケルセチンは様々な研究がすすめられています。
また日本人女性を対象とした研究ではケルセチンの摂取量が多くなればなるほど血中総コレステロール、LDLコレステロールが低くなることが示されているそうです。
さらに、さまざまな動物実験でも血中総コレステロール低下作用がみられています。研究がすすめられている中で高血圧ラットの実験においてケセルチンを投与すると「最高血圧の上昇が抑えらた」ことや、軽症高血圧症の患者にケセルチンを摂取させると「血圧が低下する」ことも報告されています。
ケセルチンは血中コレステロールの低減に非常な効果があり、更なる研究がすすめられているところです。今現在でわかっていることは血管の保護、血流の改善を見込むことができるのでこちらの症状を気にしている方には予防の意味合いもあり血流不全に悩む人に予防医学の面でも勧めていきたいと考えている人も多いです。
血液の流れを改善するということは赤血球が改善しているということが考えられており研究の結果、赤血球が酸化ストレスにより流れにくくなっている状況に作用し赤血球を流れやすくしていることに働きがみられます。また、ケルセチンはストレスに対し軽減、改善に向かう作用を施しているとの見方もできます。
これは糖と配合した配糖体というかたちでは水溶性が向上し体内への吸収効果が高まることが明らかになっています。配糖体という形では野菜に含まれていることがわかっています。活性酸素を除去し、老化防止やがんの抑制にも効果があるとの報告もあるそうです。また脂肪細胞を死滅させる事に関連してアレルギーの原因となるヒスタミンの過剰な分泌を抑える働きがあることも立証されているそうです。
同時にケルセチンは、抗炎症作用もあるため継続した投与でアレルギー症状の緩和に効果があることが確認されています。まとめとして、ケルセチンは深く血液・血圧に関係するものと言われます。
ちなみにこちらは某全国テレビ番組で玉ねぎの皮のケルセチン効能が紹介されました。