こんにちは。知れば知るほど健康にまつわることが面白くなってきたサトウです。
菊芋パウダーに含まれている「イヌリン」という食物繊維は、血糖値の上昇を防ぐことで知られています。
普段の食事や飲み物に混ぜて摂取できるとても嬉しい健康食品なのですが、せっかく摂るなら1番効果的に摂りたいですよね。
血糖値の上昇を防ぐにはいつ摂るのが効果的なんでしょう?調べていくと、早稲田大学の研究結果を発見したのでご紹介します。
大前提!「1日のうちでも血糖値は上下している」
人の血糖値は1日を通して一定ということはありません。食事の後に上昇することはよく知られていますよね。 1日のなかでも、血糖値が高くなる時間帯と低くなる時間帯があります。
けれども、朝食と夕食では同じ食事内容でも血糖値の上がり方が違うってご存じでしたか?実は、夕食後の方が血糖値って上がりやすいんです。
同じものを食べても、朝と夜では代謝できる糖質の量が異なってきます。そういえば、朝に甘いものや高カロリーのものを食べる方が太りにくい、とも言いますよね。
菊芋パウダーを摂るなら「朝」が効果的!
早稲田大学の実験結果によると、血糖値の上昇を抑える目的で菊芋パウダーを摂るなら、夕食前よりも朝食前の方が効果的だそうです。
具体的にいうと、朝食前に菊芋パウダーを摂った人たち(朝摂取群)と夕食前に摂った人たち(夕摂取群)では、血糖値に次のような違いがみられたのです。
- 朝摂取群:どの食事の後でも血糖値の上昇が抑制されていた
- 夕摂取群:夕食後と翌日の朝食後のみはっきりとした効果が確認された
朝ご飯の前に菊芋パウダーを摂ると、それから昼ご飯、夕ご飯と続いて約12時間のうちに1日の食事が完了しますよね。その間、菊芋パウダーの効果は持続しています。
ところが夕ご飯の前に摂ると、次の食事は一晩眠った後の翌日の朝ご飯になります。食事と食事の間が空きすぎて、せっかくの菊芋パウダーの効果が薄れてしまうんですね。
せっかく摂るならより効果的にとりたいところ。菊芋パウダーはぜひ「朝食前」に摂ってみてくださいね。